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早朝勉強会報告メール4月3日の分

1. ノニジュースについて
 前回の宿題となったノニジュースについてでした。ノニジュースは南太平洋あたりの島々にあるノニという植物の実のジュースで、葉からとられるお茶もあります。インターネットでも「ノニジュース」で検索すれば、多くの情報が得られると思います。好き好きがあるとは思いますが、味は良くないです。

2. クレアチンについて
 これも前回の宿題となった舌下型のクレアチンですが、これに関してはもう少し調べてみようとおもいます。NCAAのクレアチンに関するルールの資料も手に入れたのですが、いろいろあって読む時間がなかったということもあるので、宿題にしたいと思います。

3. 意識の高さについて
 治療院に勤めているのですが、時々「この患者さん、本気で治す気あるのかなぁ」と思ってしまう事があるそうです。ケガを治すという意識の低い選手にどのような対応をしたら良いでしょうか。という質問でした。
 昔は、練習が嫌になると、ケガをして休んでしまおうとする選手がいました。それは無意識のレベルでおこる心理的な問題も多く絡んでいました。しかし、今ではケガをしてからのアスレティックリハビリテーションは通常の練習よりもきつい、非常にハードなものなので、ケガを理由に練習を休むと逆に辛いので、そのようなケースは少なくなりました。
 意識の高い低いという問題は、心理学の要素が多く含まれています。選手本人がどこにゴールをおいているのか、純粋に話を聞くということも必要です。
 また、チームでどの位置の選手かということも重要です。その選手がレギュラーなのか、もう少しでレギュラーなのか、もう少しでベンチからはずれてしまいそうなのか、もう少しでベンチにはいれそうなのか、ベンチにもはいれないのか、といった状況、位置でも意識の高さは変わってきます。やはり「やらされている」というよりも「やっている」という感覚の方がずっと回復は早いと思います。一般の方でゴルフ、早朝野球、ママさんバレーなどをしている方はどんなに仕事などで疲れていてもそんなことは関係なくプレーしてしまいます。それはその競技が好きで好きでたまらないからなのだと思います。実際そのような人は、ケガからの回復は早いです。
 ずっと話を突き詰めて行くと、「何の為にスポーツをするのか」といった根底の部分まで掘り下げていかなくてはならないかもしれません。ケガがおこるとケガが起こった段階までは必ず戻って来られます。そこから再スタートをきり、さらに上を目指して行きます。これは心を高める事につながるのではないかと思います。ということでケガをしてもとに戻るにはきちんとしたリハビリテーション、トレーニング、そして心が大事だと思います。
 ここで参加者の方から「どのチームにもいえることで、チームで全体の20%はやる気があり、20%はやる気がない。そして60%はどっちつかずであるということを聞いたことがあります」という意見がありました。
 これと同じことが速筋、遅筋の割合についてもいえるかもしれません。人は速筋の割合が多い人、遅筋の割合が多い人がいるといわれていますが、実はその割合はあまり変わらず、速筋と遅筋の中間的な筋があり、トレーニングによってどちらかによるという説があります。
 チームの雰囲気、状態で60%の選手がどちらによるかということは、意識の高さ、モチベーションによるものが大きいと思います。そしてケガからの回復にも関係すると思います。
 また、自分で限界を決めてしまうことがありますが、それはあまり良くない事です。ケガが生理学的に治っていても、心で限界を決めてしまっているために心理学的に治らないということもあります。
 良い指導者は「冷静に同じことを何度も指導できる人」だと言われています。トレーナーもそうではないかと思います。ケガをした時に関しての心理学の本がでているらしいので、それも参考にして頑張ってください。
ケガをしたことに対しての心理学の本がでているそうでなので、それも参考にしてみてはどうでしょうか。

4. データベースについて
 先週データベースの話題がでましたが、特別なソフトを使用しない良い方法はないでしょうか。という質問でした。
 どこにでもある表計算のソフトにデータをづらづらと打ち込んでいくことです。そうするとあとで、どうにでもできるのです。データをもとに選手にアドバイスをするという事に関しては、守秘義務の問題もあり、扱いは繊細にするべきです。アメリカではデータの管理は保険や訴訟などから、自分を守る目的のためにおこなわれていることが多いようです。


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