8月28日の早朝勉強会
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2003年8月14日 朝6:45〜8:00
日本体育大学 深沢校舎 ミーティングルーム1
(参加者わずかに4名)


1.早朝勉強会報告メールについて

 岩崎さんのホームページにこの勉強会の報告が載っていますが、「もう少し詳しく書いてあればいいのに」という声を聞きました。という報告でした。
 早朝勉強会の報告はもともとメールで各個人に送っていました。今はホームページ上で公開しています。もともとは今、勉強会でこういう話題がでている、話されている、といった報告がメインで詳しいことは勉強会にきてください。また、それは参加者の特権です。という考えのもとで始まったものです。今後もこのスタンスを変えずにいきたいと思っています。そんなわけで勉強会の詳細が知りたいのであれば、遠くに住んでいる方々には申し訳ありませんが、勉強会に参加してくださいね。

2.AED(自動体外式除細動器)

 岩崎さんが6月にアメリカに行ったときの話しで、AEDが空港のいたるところにあるという情報がありましたが、その続報でした。
 例えばアトランタ空港では2つか3つの搭乗ゲートに1つ位の割合でAEDが配置されています。それはトイレの数よりも多いです。日本でAEDの使用は、医師や救急救命士、航空機の乗務員に限られてきました。しかし、今後、講習を受けた人なら使用できるようになるようになるそうです。
詳しくはこちら↓  
http://www.asahi.com/national/update/0809/007.html

4.アロマのパワー

 前回も少し話題となりましたが、アロマのオイルを直接肌に塗ることで痛み、腫れが治まるということについてでした。(本当は精油は、直接身体につけないでミキシングして下さいね)

 普段やらないような激しいトレーニングで筋肉痛になった場合、あるオイルを塗ると症状が劇的に軽減されることがあるのですが、それは皮膚から直接浸透しているだけではなく、薄まっていないそのままの臭いによって痛みがコントロールされているのではないかと思っています。

5.筋の起始と停止部では

 筋を引っ張った(伸ばした)場合、起始部と停止部ではどちらのほうが動きが大きいのでしょうか。という質問でした。

 残念ながら、分かりません。筋肉の中心近くにある運動点(モーターポイント)付近が一番動きが大きいのではないかと思っていますが・・・。
 現場の意見としては、筋は真っ直ぐについているものは少ないので、ストレッチするときも平面的な動きでは十分伸ばすことができないと感じています。ほかにも各個人で筋と腱の割合が違う(黒人のふくらはぎと日本人のふくらはぎなど)ということも問題となってくるかもしれません。
 詳しいことは専門家に聞いてみたいと思います。そんなわけでこの話題は宿題にします。

6.お腹がすいたときに

 「生活習慣病に克つ新常識 まずは朝食を抜く!」(小山内博/著 新潮社)という本を読んだのですが、お腹がすいたときに血糖値はどうなるのでしょうか。またその時に運動をするべきなのか、食べるべきかどうなのでしょうか。という質問でした。

 朝型、夜型の人間にとっても違ってきます。例えば、朝型の人間が朝食を抜いて昼まで活動するというのは厳しいかもしれません。そんなわけで当然かもしれませんが、全ての人にはあてはまらないと思います。
 また、運動後には身体が食べる準備ができていない場合もあります。とにかくはPFCのバランスをきちんとして必要な量を取ることが必要です。
 低血糖になると頭がボーッとすることがあります。頭が痛い場合は脱水の場合があります。

7.運動し過ぎで倒れそうなときに

 先月の終わり頃、4,5日間連続で1日30キロ位走っていたときにエネルギー切れを感じで走れなくなりました。そこでスポーツドリンクを飲んで糖を補給したところ、元気になって走ることができました。という報告でした。

 確かにそのような状態の時に糖分を摂取すれば気のせいでなく、元気になると思います。それだけでなく、今回の場合は脱水状態もあったため水分を摂取したということも重要だったと思います。
 雪山で遭難したときのチョコレート(糖分を中心に他の成分も含め)は劇的に効果がありますが、真夏にエネルギー不足のときは糖分と水分が必要です。


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